その平均点は成長過程なのか

会社の帰り道、「新評価制度説明会」という印刷資料を電車の中で読んでいるおじさんがいて、あまりに堂々と広げて読んでいたのでかっこ良かった。

ちょっと考えてみた。そのおじさんの肩書きや会社での評価ってどんなもんなんだろうって。考えたけれど、ビジュアルからはどうも判断できなかった。もしも、5分くらい会話したら、なんとなくでもわかるんだろうか。

うちの会社も4月1日なので、新入社員が入ってきたり、前期の評価が返ってくる。そして、そこには「普通です」って書いてあった。平均的だよって。

これをどうやって受け止めるかなんだけど、成長過程にある平均点なのか、そうではないのかが、非常に重要なんだと思う。評価がずーっと継続して平均的だとすると「まるで成長していない」と安西先生に言われてしまうのである。さらに問題なのが、自分の中では、努力し、献身的に働いているつもりでも、周囲からの評価は平均的なのである。

いまのところの見立てでは、今後もずーっと平均的な評価で年月が過ぎて行きそうで、それはどうも面白くないので、なにか別のことにチャレンジするか少し考えたほうがいいみたいだ。